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保護者なしで飛行機に乗った児童の隣に男性客座れなくした航空会社…ノルウェー「差別」

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2025.01.16 17:56
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保護者が同行せずに飛行機に乗った児童の隣に男性乗客を座らせない航空会社の方針は差別だというノルウェー当局の判断が出された。

AFP通信によるとノルウェー差別禁止委員会はドミニク・セリエという男性がエールフランスを相手取り起こした陳情でこうした決定を下した。

 
セリエさんは2022年10月、オスロからパリに向かうエールフランス機で保護者なしで搭乗した児童2人の隣の席に座ることになった。

これを見た乗務員は離陸前にセリエさんに航空会社の方針を説明し、他の女性乗客と席を変わるよう求めた。エールフランスは航空便が満席の際に1人で乗った未成年者の隣にはできるだけ女性を座らせるようにしている。

セリエさんは「それほど愉快な状況ではなかった。周辺の乗客が私を見て私が席を変わるのを待ち、一部は私を疑うように見ていたように感じられた」と当時の状況を振り返った。

エールフランス代理人は、乗務員は会社の方針に従っただけだとし、「会社の方針は性犯罪事件容疑者の97.9%が男性である点に基づく」と主張した。また、男性と女性の乗客に異なる待遇をするのは人身売買やその他の暴力や攻撃の危険から保護者なく搭乗した未成年者を保護する必要性があるためだとした。

これに対しセリエさんは「男性という理由でこうした疑いを受けなければならないのか」と反論した。

ノルウェー差別禁止委員会はセリエさんの主張を受け入れた。だが彼はまだ航空会社から補償や謝罪を受けていないという。彼は「フライト中に紙コップにシャンパンを1杯飲んだのがすべて」と話した。

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