「超格差」のサムスンバイオvs「挑戦状」のセルトリオン…熱い韓国バイオ競争
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2025.01.16 13:07
韓国バイオ業界の「ビッグ2」であるサムスンバイオロジックスとセルトリオンが世界の製薬・バイオ投資大手にバイオ医薬品委託開発生産(CDMO)事業に関連したビジョンを提示した。14日に米サンフランシスコで開かれた世界最大規模のヘルスケア投資行事「2025JPモルガン・ヘルスケア・カンファレンス(JPM2025)」にともに参加しながらだ。両社は世界のCDMO市場が急成長しているとし、韓国のバイオ産業に多くの機会が訪ねてくるだろうと予想した。
サムスンバイオはこの日、メイン行事会場でこれまでのCDMO受注成果と生産設備拡張計画を紹介した。メイン行事会場は公式招待を受けた企業550社のうち主宰側が選別した27社だけが上がれる舞台だ。サムスンバイオのジョン・リム代表は「昨年の受注額が5兆ウォンを突破し、これに伴い年間売り上げも前年比15~20%成長すると予想される。これは上場当時の2016年の売り上げ2946億ウォンの15倍に達する規模」と説明した。