<パリ五輪>「相手に最後までベスト尽くすのが礼儀」…スポーツマンシップ・フェアプレイが光ったテコンドーのパク・テジュン
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2024.08.08 09:13
韓国のパク・テジュン〔20・慶煕(キョンヒ)大〕は金メダルが確定した瞬間も心から笑うことができなかった。
決勝戦の相手ガシム・マゴメドフ(アゼルバイジャン)が苦悶に歪んだ顔でマットを転げ回っていたためだ。マゴメドフは第2ラウンド終了1分2秒を残して棄権した。パク・テジュンはしばらくマゴメドフの状態を見た後、太極旗を持ってオリンピック競技場であるグラン・パレの八角マットを疾走した。