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「1分でびしょ濡れになった」…出勤中に“水爆弾”のような大雨、地下鉄も止めた=韓国

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2024.07.17 12:02
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17日午前、ソウル全域に大雨警報が発令され、夜の間に京畿道(キョンギド)北部を中心に“水爆弾”のような大雨が続き、首都圏内の出勤は修羅場となった。ソウル駅・汝矣島(ヨイド)・江南(カンナム)などでは傘はあってもないように服が濡れたまま出勤する会社員が多かった。京畿道坡州市(パジュシ)と議政府市(ウィジョンブシ)など北部地域では道路が冠水し、地下鉄が止まったりもした。

この日の午前8時ごろ、汝矣島駅の5番出口の前にはエスカレーターに乗ろうとする市民で列が40メートル以上続いた。傘を開いたり雨がおさまるのを待つ会社員たちで停滞したためだ。激しい雨風が吹き、傘をさしても服とカバンまでびしょ濡れの姿だった。Aさんは水色のズボンが雨に濡れて濃い青色に変わると「暴雨には半ズボンを着ても無駄だ」と嘆いた。ある証券会社でインターンとして働くキムさん(26)は、「雨がたくさん降ると聞いて、麻谷(マゴク)からいつもより15分早く出発した」とし、「最初は雨が降らず、気象庁の予報が間違っていると思っていたが、到着したら風で傘がひっくり返った人も見た」と話した。

 
中区(チュング)のソウル駅前ではズボンを膝の上に上げたまま出勤する会社員もいた。ズボンを太ももまで上げたイさん(34)は、「家から出るまでは雨があまり降らなかったが、地下鉄駅から降りたら雨が降り、事務室に入る間に服がびしょ濡れになった」と話した。レインコートを着ていたチョ・ヒョンギョンさん(44)も「西大門区(ソデムング)の自宅からわざわざ30分早く出てバスに乗ったのに道が混んでいてようやく間に合った」とし「家を出て1分で服がびしょ濡れになった」と話した。

午前9時ごろ、小雨が降った江南駅一帯でも会社員たちが忙しく足を運んでいた。瑞草(ソチョ)駅近くから10分ほど歩いて出勤するイムさん(50)は、「今は雨があまり降っていないので大丈夫だが、昨夜は雨がたくさん降ったせいか、道のあちこちに水たまりができて足が濡れた」とし、「雨がたくさん降ってシンクホールのようなものができるのではないかと心配だ」と話した。瑞草駅近くでカフェを運営するイさん(43)も「アルバイトが店を開いて普段10時ごろ出勤するが、数日前に天井から水漏れが心配で早く出勤する」と話した。

京畿道坡州では1時間当たり100ミリの集中豪雨が降り道路が浸水したりもした。坡州に住む会社員のキムさん(52)は「普段、夫の車に乗って文山(ムンサン)駅の方に出勤するが、道路が冠水して大変なことになると思って降りて歩いて駅まで行った」と話した。午前8時40分ごろ、議政府~麻田(マジョン)駅の間では一部の地下鉄が遅延運行されるという安全メールも発送された。

午前9時30分基準でソウル東部幹線道路の水落地下車道から聖水(ソンス)JCまで両方向の全区間が統制された。ソウル市は8時25分に豪雨注意報、8時45分に豪雨警報を下し「山崩れの危険があるので立ち入りを禁止し、森林周辺への接近も禁止する」という案内メールを送った。

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    2024.07.17 12:02
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    17日午前8時40分ごろ、ソウル中区(チュング)のソウル駅近くで市民たちが傘を差して移動している。キム・ソウォン記者 
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