韓国は雇用が両極化…高齢層25万件増えるとき青年10万件減った
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2024.05.23 06:47
韓国の昨年10-12月期の全体雇用数は30万件近く増加したが、20代以下の若年層の雇用数は10万件減ったことが分かった。増えた雇用の大部分は高齢層が占めた。年齢帯に伴う雇用両極化がますます深化している。
22日、韓国統計庁が発表した「2023年10-12月期賃金勤労雇用動向」によると、昨年10-12月期(11月)基準の賃金勤労雇用数全体は2074万9000件で、前年同期比29万3000個増えた。雇用数は関連統計が作成された2017年以降で歴代最大値だが、増加幅基準にはコロナ禍が真っ最中だった2020年4-6月期(21万1000件)以降、最も小さかった。60代以上の雇用数は前年比24万9000件増えて全体増加幅の大部分を占めた。50代(11万3000件)まで加えれば高齢層の雇用増加幅(36万2000件)が全体増加幅を大きく超える。