韓国、4-6月期の企業体感景気改善は明確…輸出と内需、大企業と中小企業には温度差
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2024.05.22 17:58
1-3月期の韓国の経済成長率が予想を上回るサプライズとなった中で、4-6月期に入り企業の体感景気も明確に改善していることが明らかになった。現在の業況だけでなく今後の見通しも良くなり景気回復への期待感を高めている。ただ輸出と内需、大企業と中小企業間の「温度差」は解決すべき課題に挙げられる。
韓国銀行が22日に明らかにしたところによると、5月の全産業企業景況判断指数(BSI)は前月より2ポイント上がった73と集計された。2月に68で底を打ってから3カ月連続の上昇だ。企業の体感景気を示すこの指数は昨年9月の73以降で8カ月ぶりの高水準となった。6月の業況に対する見通しBSIも74で前月より1ポイント上がった。