北朝鮮、韓国外交長官の訪中に「請託・もの乞い外交」…政府「一考の価値もない」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2024.05.17 10:41
韓国の趙兌烈(チョ・テヨル)外交部長官が13、14日に中国を訪問し、中国の王毅政治局員兼外相に韓半島(朝鮮半島)問題に対する役割を要請したことに対し、北朝鮮が「請託ともの乞いの外交」と批判した。およそ4年半ぶりとなる韓中日3カ国首脳会談の再開を控えて韓中高官級の接触が行われ、両国関係に追い風が吹くと、詭弁を弄して露骨に警戒する雰囲気だ。
北朝鮮は16日、朝鮮中央通信を通じて公開した朴明浩(パク・ミョンホ)外務次官名義の談話を通じて「わが国家の尊位と地位を毀損しようという不遜な振る舞いは黙過できない」とし「米国主導の反中国軍事同盟圏に率先して加わる下手人の身分で、中華人民共和国の首都を訪ねて『建設的な役割』とやらを云々したのは、大韓民国の厚顔無恥を克明に見せている」と非難した。