中国グローバル戦略研究院長「中韓日首脳会談自体がプラスの信号…韓国の対中貿易赤字は続くはず」(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2024.05.14 11:55
中国社会科学院の李向陽アジア太平洋・グローバル戦略研究院(NIIS)院長(62)が中央日報のインタビューで、今月末に開催が予想されている韓中日首脳会談について「3カ国の指導者に今回の会談の最終成果は極めて重要だ」とし「何よりも安定と発展を会談の基本方向としなければいけない」と述べた。中国の代表的な経済戦略家と呼ばれる李院長は「もちろん一度の会談ですべての問題が解決することは期待できないが、会談のメカニズムが復元されること自体がプラスの信号」と話した。
李院長は2009年から中国政府最大のシンクタンク「中国社会科学院」のNIIS院長を務め、党と政府に中国の世界戦略を提供してきた。2008年には中国指導部の集団学習で「中国経済発展方式の転換」をテーマに講演した。