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中国の電気自動車、火災でドアが開かず一家死亡…会社の釈明「制御ブレーキの作動範囲を超えた」

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2024.05.09 09:37
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中国の電気自動車が貨物車にぶつかった後、ドアが開かずに搭乗者3人が死亡した事件について、電気自動車会社が「電源供給装置が切れてドアが開かなかった」と明らかにした。



 
先月26日(現地時間)午後、陝西省雲城市近くの高速道路で、中国電気自動車ブランド「AITO」のSUV M7が、先を走っていた貨物車に衝突した。

事故直後、車は爆発とともに炎に包まれ、車に乗っていた一家3人全員が死亡した。

遺族は事故当時、車のドアが閉まって開かず、搭載された制動装置とエアバッグも作動しなかったとし、車の欠陥を主張した。

安全性をめぐる問題提起が提起されると、AITO側は6日、微博を通じて立場を明らかにした。

同社は衝突被害軽減ブレーキ(AEB)で衝突を避けられなかった理由について「事故車両の制動装置は衝突前に正常だったが、事故前5分以内に2回の制動があり、車両は正常に減速できた」とし、「自動緊急制動の作動範囲は1時間当たり4~85キロメートルだ。衝突当時の車両速度は時速115キロメートルで、その範囲を超えた」と述べた。

衝突後、車のドアが開かなかったことについては「衝突時、トラックの後部の鉄製構造物が前の座席まで侵犯し、これによりエンジンルームと助手席の電力線が破損し、衝突信号が伝わらなかったのが原因」と明らかにした。同時に「エアバッグは正常に作動した」と付け加えた。

このような会社側の釈明にもかかわらず、緊急状況に対処した補助装置が足りないという指摘が出た。衝突時に電力が切れたら、他の代案が必要だということだ

また、時速150キロメートルまで自動緊急制動が可能なファーウェイの知能型システムを広告したが、実状とは違うという指摘も提起された。

これを受け、ファーウェイは、該当車両が合作ではなく、自社部品の提供、技術支援などで製造されたものだと一線を画した。

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