起亜が牽引した韓国のミニバン市場、現代とトヨタも挑戦状
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2024.04.24 10:16
「カーニバル」の独走は破られるだろうか。ハイブリッドを追い風に韓国のミニバン市場で変化の兆候がみられる。外観を大きく変えた現代(ヒョンデ)自動車「スタリア」は今年ハイブリッドモデルを加えてカーニバルを追撃している。トヨタは2021年に韓国で発売した「シエナ」に続き、昨年末から高級ミニバン「アルファード」を投入してミニバン市場に活力を吹き込んでいる。
カーニバルは韓国のミニバン市場で独歩的な1位だ。販売台数は2021年に7万3503台で年間販売台数7万台を超えた。2022年には車載用半導体不足などで販売台数が5万9058台に減少したが、昨年は6万9857台に増加し7万台水準を回復した。昨年11月に発売したカーニバル・ハイブリッドが人気だ。このモデルの予想納期は4月基準で1年となっており、起亜(キア)が販売するモデルのうち待ち時間が最も長い。