日本、「加害の歴史」美化、「慰安婦は報酬受けて働いた」と歪曲…教科書が追加合格(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2024.04.20 12:23
植民地支配と戦争を美化したという批判を受ける日本の右翼史観が入った教科書が10日、文部科学省の検定を合格した。この日、令和書籍の中等歴史教科書2点が異例にも検定を「追加」合格し、来年から学校の教科書として使用が可能になった。日本の教科書は小中高別に4年毎に改訂されるが、過去10余年間は「加害の歴史」を希薄する修正主義的な記述が強まる傾向だ。実際、今回の令和書籍の合格を受け、日本の右翼史観が入った歴史教科書は10点のうち4点に増えた。
令和書籍の歴史教科書は日本の市民団体の間でも「危険な教科書」に分類されている。市民団体は戦争と植民支配など歴史を歪曲した扶桑社の教科書が文部省の検定を合格した2001年から危険な教科書という言葉を使っている。実際、今回合格した令和書籍の歴史教科書でも植民地支配、国権侵奪に対する美化が少なからず含まれている。