中国製鉄鋼とアルミニウムに照準…バイデン氏、関税3倍引き上げを検討
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2024.04.18 07:36
バイデン米大統領が17日、米通商代表部(USTR)に中国製鉄鋼とアルミニウムに対する関税を3倍に引き上げる案を検討するよう指示した。米国の労働者が中国との不公正な競争で被害を受けているという理由からだ。執権すれば中国製品に超高率の関税を適用すると公言したトランプ前大統領に続きバイデン大統領も11月の大統領選挙を控え「中国叩き」で投票者の心をつかもうとする姿だ。
AFP通信とフィナンシャル・タイムズなどによるとホワイトハウスはバイデン大統領が中国の不公正な通商慣行を指摘しながら関税引き上げ措置を考慮するようUSTRに指示したと明らかにした。中国製鉄鋼とアルミニウム製品の平均関税は現在7.5%だ。バイデン大統領がこの日直接勧告した税率は25%に達する。