黄色い風車、一人二人と集まった…セウォル号沈没事故10年を記憶する方法
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2024.04.17 14:57
16日午後3時ごろ、ソウル九老区(クログ)の永林(ヨンリム)中学校のグラウンドに、黄色い風車を手にした生徒たちが一人二人と集まってきた。セウォル号惨事から10年を迎えて生徒が自発的に追悼文化祭を開いた。同校の生徒490人余りは歌『千の風になって』を合唱するフラッシュモブをした後、九老駅広場まで行進して惨事の意味を再確認した。生徒会長のチュ・ジヨンさん(14)は「生徒会で(セウォル号惨事)1周忌から行事を行ってきたが、今年10周忌ということで惨事の意味を深く記憶することができるように大きく行事を準備した」と伝えた。
同じ時刻、京畿道安山市(キョンギド・アンサンシ)の花郎(ファラン)遊園地第3駐車場では「セウォル号惨事10周忌記憶式」が開かれていた。海洋水産部が主催して4.16財団と4.16セウォル号惨事家族協議会が主管したこの行事は、遺族100人余りと政府関係者、市民など約2000人が出席する中で行われた。政界からは与野党の院内代表など指導部と李俊錫(イ・ジュンソク)改革新党代表、曺国(チョ・グク)祖国革新党代表らも同席した。