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米司法省、元駐タイ北朝鮮外交官を制裁違反容疑で起訴

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2024.04.17 09:40
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米司法当局が昨年8月、北朝鮮制裁違反の疑いで元駐タイ北朝鮮外交官イ・ミョンホを起訴したと、ラジオ・フリー・アジア(RFA)が16日(現地時間)報じた。RFAはイ・ミョンホが米国の経済制裁違反、銀行詐欺、国際マネーロンダリングなどの容疑で起訴されたと明らかにした。

起訴状によると、イ・ミョンホは在タイ北朝鮮大使館の経済および商務担当3等書記官だった2015年2月、タイおよびマレーシアの多数の偽装会社と共謀者を活用し、北朝鮮の会社の代わりに物品運送契約を交渉した。イ・ミョンホと共謀者は事業目的を隠すために物品を中国大連に運送した。この過程でイ・ミョンホは米国の金融機関に物品の実際の目的地を意図的に隠し、米金融機関は事実関係を把握できない状態で北朝鮮のために多数の米ドル取引を遂行した。

 
米司法省のマシュー・オルソン国家安全保障担当次官は前日、報道資料を通じて「被告は北朝鮮に物品を密輸し、偽装会社を使って米国の銀行をだまし、米国の制裁を意図的に回避した」とし「司法省は制裁を違反して北朝鮮の核兵器と弾道ミサイルプログラムを進展させる者を引き続き追跡する」と明らかにした。

この事件を担当したグレーブス米コロンビア特別区検事も「被告は違法な核プログラムを開発している北朝鮮のために事業を遂行できるよう米国銀行法を違反した疑い」とし「我々は協力者と共にこの国を危険にした者を正義の審判台に立たせるためにあらゆる努力をする」と伝えた。

米検察はイ・ミョンホの身柄を確保しないという。起訴状によると、イ・ミョンホの北朝鮮制裁違反行為を支援した偽装会社は容疑を否認している。

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