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国際的な民主主義認識調査で 韓国「強力な指導者」否定見解72%で1位

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2024.04.12 08:21
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スウェーデン・ストックホルムのシンクタンク「民主主義・選挙支援国際研究所(IDEA)」は11日(現地時間)、19カ国を対象にした「民主主義認識」(PODS)報告書を発表した。

韓国は19カ国のうち強力な指導者(strong leader)に対する否定的見解が最も多い国であることが分かった。

 
調査対象国はブラジル、チリ、コロンビア、デンマーク、ガンビア、インド、イラク、イタリア、レバノン、リトアニア、パキスタン、ルーマニア、セネガル、シエラレオネ、ソロモン諸島、韓国、台湾、タンザニア、米国など19カ国だ。

IDEAは各国有権者に強力な指導者に対する肯定的あるいは否定的見解に対して質問し、その強度に対して回答させた。

ガンビア、パキスタン、シエラレオネ、ルーマニア、レバノン、インド、タンザニア、イラクなど8カ国では肯定的な回答のほうが多かった。

残りの11カ国では強力な指導者に否定的な回答者のほうが肯定的よりも多かった。

このうち韓国、米国、台湾、イタリア、デンマーク、コロンビアなど6カ国で強力な指導者に否定的という回答が50%を超えた。特に韓国は強力な指導者に否定的な回答が73%で、調査対象国で最も高かった。

現政権に対する満足について尋ねる項目もあった。19カ国中17カ国で不満足という人々が多かった。韓国は約27%が現政権に対して満足していた。韓国より満足度が低い国はイタリア(19%)、ルーマニア(9%)などだった。

政府に満足しているという回答者はタンザニアとインドで、それぞれ79%、59%で多かった。

ロイター通信は「多くの国々で有権者が民主主義に懐疑的であることが世論調査の結果で明らかになった」と伝えた。

今回の調査は昨年7月から今年2月まで19カ国で、各国約1500人を対象に電話またはインターネットで行われた。誤差範囲は2~4%となっている。

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