<韓国総選挙>国の運命がかかる…民主党の過半か、国民の力が第1党か、総選挙後のシナリオ
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2024.04.10 08:43
4月10日の韓国総選挙で与野党が獲得する議席数により政局が大きく動く見通しだ。尹錫悦(ユン・ソクヨル)政権が無力化する可能性も、国政運営の活路を開く可能性もある。各種法案や予算案通過、改憲も議席数にかかる。
政界では世論調査などを根拠に最大野党・共に民主党が第1党になるという見方が多い。変数は単独で過半数になるかどうかだ。比例区用の衛星政党・共に民主連合と合わせて151議席以上の過半となる場合、第21代国会に続いて立法権を握ることになる。まず議事日程を確定して職権上程などの権限を持つ国会議長席を確保できる。党では6選を狙う秋美愛(チュ・ミエ)候補(京畿河南甲)や親李在明(イ・ジェミョン)派の趙正湜(チョ・ジョンシク)候補(京畿始興)が早くも議長候補に挙がっている。