「エヌビディア独走させない」アルトマン氏に続き孫正義氏もAI半導体に1000億ドル投資
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2024.02.19 07:57
ソフトバンクグループの孫正義会長が人工知能(AI)半導体に1000億ドルを投資する。オープンAIのサム・アルトマン最高経営責任者(CEO)に続き孫会長もAI半導体市場に参入し、この市場で70%を超えるシェアを持つエヌビディアの独走体制を崩せるか関心が集まっている。
ブルームバーグは16日、孫会長がエヌビディアと競うAI半導体会社を育てるため最大1000億ドル規模のファンド組成を推進すると報道した。プロジェクトコード名は日本の創造の神の名前を取った「イザナギ(Izanagi)」だ。英文にすると汎用人工知能(AGI)の頭文字が含まれている。ブルームバーグによると資金1000億ドルのうち300億ドルはソフトバンクが出資し、残り700億ドルは中東で調達するシナリオが検討されている。これは2017年にソフトバンクがサウジアラビア政府系ファンド(PIF)とともに結成した技術企業投資ファン「ビジョンファンド」の資金1000億ドルと同水準だ。