韓国半導体超格差が揺らぐ…「特許トップ10」に韓国はサムスンだけ
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2023.12.27 07:19
世界の半導体技術特許のうち韓国で出願された特許の割合がこの20年間で10分の1水準に落ち込んだ。中央日報と大韓商工会議所が韓国、米国、中国、日本、欧州連合の世界5大特許庁(IP5)に出願された半導体特許を全数分析した結果だ。2003年だけでもIP5半導体特許の21.2%は韓国特許庁に出願されたが、昨年はこの割合が2.4%にすぎなかった。
これに対し、米中に出願された半導体特許の割合は2003年の45.6%から昨年は92.9%まで急増した。中国の割合が14.0%から71.7%に急増した。半導体覇権競争が激しくなり核心半導体技術が米中に偏重する傾向が激しくなり特許登録先としての韓国の魅力は落ちたという意味だ。半導体特許は10年後の技術覇権競争と直結する代表的な先行指標で、IP5は世界の特許出願件数の80%以上を占める先進特許庁だ。