ギリシャ北部のある村で５０歳の女性が近所の犬３頭に襲われて命を落とす事件が発生した。

１０日（現地時間）、英デイリー・エクスプレスなど外信によると、事件はこの日ギリシャ第２の大都市、北部のテッサロニキから北西１６キロ地点にあるＮｅｏｃｈｏｒｏｕｄａ村で起きた。

この日午後２時ごろ、自宅の庭園にいた女性は近所の家から逃げてきたシェパード３頭に襲われた。

３頭は飼い主の家の垣根にあった穴を通じて外に逃げた後、８０メートル先の女性の家に入った。その後、庭で仕事をしていた女性を攻撃したと警察は明らかにした。

事件当時、被害女性の近くには男性１人が庭園の仕事を手伝っていた。当時女性は悲鳴をあげたが、男性がいた場所からやや離れているうえに、この男性は耳が不自由なろうあ者だっため、女性が犬に襲われたことを知ることができず、すぐに助けに行けなかったという。

近所の人が走って行って犬を女性から引き離した時にはすでに女性の出血が深刻な状態だった。しばらくして到着した救急隊員は女性の死を確認した。

警察は飼い主の３７歳男性を逮捕した。男性は１１日午前に裁判に回される。犬は鉄格子の中に監禁された後、安楽死として処理された。