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北朝鮮「米国、同じ偵察衛星でも韓国はかばって我々は非難…二重形態」

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2023.12.05 08:44
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北朝鮮が4日、米国が同じ軍事偵察衛星打ち上げをめぐり韓国はかばって北朝鮮だけを批判する「二重基準」を見せたと非難した。

北朝鮮の国家航空宇宙技術総局はこの日、朝鮮中央通信に公開した報道官の談話で「わが国家の主権的権利行使に対して不法無法の糾弾騒動と制裁策動に狂奔している米国が、恥も知らず大韓民国の偵察衛星を代わりに打ち上げるという二重基準的な形態を見せたのは宇宙的な悲喜劇」とし、このように述べた。

 
航空宇宙技術総局は「米国は我々の衛星打ち上げが地域の平和と安定を脅かすと強弁しながらも、大韓民国の連中の衛星打ち上げは国際法遵守の側面で性格が異なると図々しく話している」と主張した。

続いて「今から10年前、南朝鮮の衛星打ち上げは軍事的な意図がないため北朝鮮の衛星発射とは異なると力説した米国が、軍事的な用途が明白な大韓民国の偵察衛星打ち上げに対してどんな荒唐無けいな詭弁で弁護するのか本当に気になる」と非難した。

また「米国の敵対的な軍事的動態を勘案すると、米国の軍事的植民地である大韓民国の偵察衛星が何に活用されるかは自明」とし「人類共同の財富である宇宙領域ですら強盗的な米国式基準が強要されるのは絶対に許されない」と強調した。

そして「日増しに露骨になっている米国と敵対勢力の軍事的蠢動を徹底的に監視して掌握できる航空宇宙偵察能力を作るための重大な任務を揺らぐことなく決行していく」と明らかにした。

韓国は2日、米ヴァンデンバーグ宇宙軍基地で、米宇宙企業スペースXのロケット「ファルコン9」を利用し、軍事偵察衛星1号機を打ち上げるのに成功した。

北朝鮮は先月、軍事偵察衛星「万里鏡1号」を打ち上げた。その後、北朝鮮の衛星打ち上げは国連安保理の北朝鮮制裁決議違反という米国など西側の批判が続くと、主権国家の合法的な活動だと抗弁した。

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    北朝鮮「米国、同じ偵察衛星でも韓国はかばって我々は非難…二重形態」

    2023.12.05 08:44
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    韓国初の軍事偵察衛星1号機を載せたスペースX社の発射体「ファルコン9」が1日(現地時間)、米国カリフォルニア州ヴァンデンバーグ宇宙軍基地から打ち上げられている。[写真 スペースX]
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