【社説】福島汚染水の放出開始、国民の不安解消が急務=韓国
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2023.08.25 11:52
日本の福島原発汚染水(計134万トン)海洋放出が昨日から始まった。東京電力は多核種除去設備(ALPS)で処理した汚染水を海水で薄め、海底トンネルを通じて太平洋側に放出した。東京電力は当分、1日に約460トンの汚染水を海水で希釈し、基準値より大幅に減らして放出する計画だと発表した。放出は約30年間続くが、来年3月までは3万1200トン(全体134万トンの2.3%)を処理することにした。
日本政府は放出後、原発周辺海水の三重水素濃度を定期的に測定し、その結果を週1回公開する予定だ。国際原子力機関(IAEA)の職員も初日から現場に常駐し、監視・評価し、監視資料をリアルタイムで公開することにした。汚染水の放出で生じる問題と被害の一次的な責任は日本政府にあることは明らかだ。日本政府はもとよりIAEAも国際社会の信頼を裏切らないように関連情報を透明に公開し、被害の最小化と安全管理に最大限の努力を注ぐ必要がある。