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福島原発汚染水、放出開始…今後30年間続く

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2023.08.24 14:07
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日本が24日、福島第1原発の汚染水(処理水)の海洋放出を開始した。

福島原発を運営する東京電力は日本政府の22日の決定に基づき、24日午後、貯蔵されていた汚染水を放出し始めたと、日本現地メディアが報じた。

 
これは2021年4月に当時の菅義偉首相が汚染水処分方式として海洋放出を決定してから2年4カ月ぶり。2011年3月11日の東日本大震災で福島原発事故が発生してから12年半ぶりとなる。

東京電力は多核種除去設備(ALPS)を経て福島第1原発敷地内の貯蔵タンクに保管された汚染水を海水で薄め、約1キロメートルの海底トンネルを通して原発沖に放出したと明らかにした。

ALPSで浄化処理すればセシウムなど放射性物質62種を除去できるが、トリチウムと微量の炭素14が残る。東京電力はALPSで除去できないトリチウムは海水で薄め、濃度を日本の規制基準の40分の1にあたる1リットルあたり1500ベクレル(Bq)未満にして放出することにした。

今年末までに貯蔵タンク約30基の3万1200トンを放出する予定だ。最大130万トンにのぼる汚染水を30年にわたり放出することになる。

日本政府は原発から3キロ以内の海域のトリチウム濃度を毎日測定し、その結果をホームページに公開すると明らかにした。早ければ27日に公開されるとみられる。東京電力は地震など自然災害が発生すれば直ちに放出を中断するという方針を強調した。

IAEAは汚染水放出が東京電力の計画と基準に基づいて実施されているかを随時モニタリングし、関連情報を韓国とも共有すると明らかにした。

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    2023.08.24 14:07
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