韓国、過去にない金利差・貿易赤字…1ドル=1400ウォン台も覚悟すべき
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2023.05.06 13:11
韓米の金利逆転幅が過去最大となり、今後の為替レートの動きが注目されている。韓国銀行(韓銀)は物価高に対応して踏んだ緊縮ペダルを景気不振懸念から米国より先に離したが、韓米間の金利差拡大による資金流出とウォン安ドル高が進む場合、韓銀がまた利上げカードを取り出すしかない状況を迎えることも考えられる。ただ、景気不振懸念から韓銀は25日に政策金利を据え置くという見方が優勢だ。
金融圏によると、韓国と米国の政策金利の差は1.5-1.75%ポイントに広がった。米連邦準備制度理事会(FRB)が3日(現地時間)の連邦公開市場委員会(FOMC)定例会議で政策金利を年5-5.25%に引き上げたからだ。韓国の政策金利は年3.5%。最近、韓銀が2回連続で政策金利を据え置いた一方、米国は利上げを継続し、金利逆転幅が広がった。