トランプ氏の握手も無視した女性…「無礼なアン王女」の裏の姿
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2022.09.20 10:15
年に約400回。今年72歳の英国のアン王女が10代後半から毎年、王室の代表として主管または出席してきた行事の数だ。故エリザベス2世女王が産んだ4人のきょうだいで唯一の娘のアン王女はスコットランドのバルモラル城からロンドンまで運柩行列を守った。車に6時間、飛行機に2時間乗る旅程だったが、息をつく間もなくスコットランド行きの飛行機にまた乗ったという。グラスゴーで開かれる小さな定例行事に出席するためだった。スコットランドの独立の意志を挫いて英国の一員として結束を固めるために数世紀間続いている行事だが、それほど重要な行事ではないという。キャンセルしても支障はなかったという。しかしアン王女は行事に向かった。彼女の性格をそのまま表している。
ニューヨークタイムズ(NYT)は14日(現地時間)、「過去にも小規模な領地を持つ領主がしてきた義務的行事」とし「しかしアン王女は数十年間、この行事を主管しながら一度も不平を言わなかった」と伝えた。続いて「チャールズ3世国王は今後、王室関連の業務を処理するうえで、アン王女により一層頼ることになるだろう」と付け加えた。エリザベス2世の空席の相当部分をアン王女が「大人」として代わりにすると予想される。北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン)国務委員長の右腕であり妹の金与正(キム・ヨジョン)労働党第1副部長が活躍するのを連想させる。