インフレ恐怖でウォンが一時1200ウォンまで下落…サムスン電子の株価も7万ウォン下回る
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2021.10.13 06:57
「スーパードル」時代が近づいている。新型コロナウイルスによる世界的なサプライチェーンのボトルネック現象に国際原油価格など原材料価格急騰で世界的にインフレ(物価上昇)過熱の兆しが現れてだ。
12日のソウル外国為替市場でウォン相場は1年2カ月ぶりに取引時間中に1ドル=1200ウォン水準まで値を下げた。この日の相場は前取引日より4.20ウォン(0.35%)のウォン安ドル高となる1ドル=1198.80ウォンで取引を終えた。取引開始直後には一時1200.40ウォンまでウォン安が進んだ。昨年7月28日に記録した1201.00ウォンから14カ月来のウォン安水準だ。価値が下がったのはウォンだけではない。ドルは高くなっている。ユーロと円など主要6通貨に対するドル価値を反映するドルインデックスはこの日94.25で年初の89.94より4.8%上がった。