【時視各角】新任首相・岸田は変わるだろうか
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2021.10.05 09:32
岸田文雄首相が率いる新内閣が昨日発足した。過去2年間、理念スペクトルでの位置は一番右側の安倍氏から菅氏を経て中間に向かって少しずつ移動しているとみれば間違いない。
新任首相の岸田氏は自民党リベラル系統を継ぐ政治家で、アジア諸国との友好を重視する宏池会出身であり、国際派を自任する合理的志向だ。韓国とは特に縁が深い。2015年韓日慰安婦合意文に署名した当事者であり、これよりはあまり注目されていないが翌年の韓日軍事情報包括保護協定(GSOMIA)妥結も岸田外相時に実現した。韓国の論理と考え方に対する理解度が高いとみなければならない。そのためか韓日関係がこれからは少しずつ良くなっていくのではないかという期待もあるようだ。