「五輪の放送より…」 いま日本の関心はこの男性に集中
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2021.07.17 14:10
東京オリンピック(五輪)開幕を1週間後に控えた16日、日本は驚くほど静かだ。街中でも放送でも「祭りが始まる」という雰囲気が感じられない。スポーツ紙さえも五輪からあえて視線を外す雰囲気だ。この数日間、むしろ日本のスポーツ紙の1面はこの人物が飾っている。米メジャーリーグのロサンゼルス・エンゼルスで投打で活躍している大谷翔平(27)だ。
日本政府は五輪で国民の自負心を鼓吹しようとしたが、日本人に五輪はすでに避けられない傷と認識されているようだ。ただ傷あとが大きくならないことを期待して、速やかに過ぎ去ることを望んでいるように見える。こうした重い雰囲気の中で人々を笑顔にさせる唯一の存在がまさに大谷だ。