韓国造船業界、スト・資材価格上昇にため息
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2021.07.07 16:03
現代重工業労働組合が6日から全面ストライキに入り、造船業界に緊張感が漂っている。長い沈滞期を経て最近回復中の造船業景気が労使の対立でつまずくのではという懸念のためだ。現代重労働組合は6日午前8時から蔚山(ウルサン)本社の高さ40メートルのクレーンを占拠中で、ストを9日まで続ける計画だ。
現代重労働組合によると、労働組合の全面ストは2019-2020年賃金交渉および団体協約決裂のためだという。現代重労働組合は2019年5月に賃金協議に入ったが、2年2カ月が経過した現在まで終わっていない。現代重労働組合の今回のストは、会社の法人分割があった2019年6月以来3年ぶりで、特にクレーン占拠は2004年以来17年ぶり。