「バイデン氏、米中間であいまいな立場の韓国を尊重しない」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2021.01.20 08:13
バイデン米次期大統領は就任初日に気候変動対策の国際的枠組み「パリ協定」に復帰するための行政命令に署名することにした。外交安全保障分野で「トランプ消し」による正常化を図り、「米国が帰ってきた」というメッセージを世界に与えるためだ。しかし専門家らは対中政策では異なる様相になり得ると予想した。
専門家34人に対し、バイデン政権がトランプ政権の政策を継承するかどうかを事案別に尋ねた。10点標準(0点は「完全に排斥する」、10点は「完全に継承する」)で質問したが、対中国牽制用「クアッド(米国・日本・オーストラリア・インド参加)安保協議体構想」の継承点数が8.1点と最も高かった。ファーウェイ(華為技術)など中国産装備を5G通信網から排除する「クリーンネットワーク構想」の継承点数も7.7点にのぼった。中国に圧力を加えるためにトランプ政権が構想した政策の大きな骨格は維持する可能性が高いということだ。