火災事故12回の現代電気自動車「コナ」…国科捜「バッテリー熱暴走と推定」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2020.10.05 09:48
4日未明、現代車電気自動車のコナエレクトリック(EV)でまた火災事故が発生した。2018年4月の販売開始以降12回目だ。国立科学捜査研究院(国科捜)が相次ぐコナ電気自動車火災事故について「バッテリーパックの欠陥が原因である可能性が高い」という結論を出したことが4日、確認された。
国会国土交通委員会所属の張耿態(チャン・ギョンテ)共に民主党議員室が警察庁から提出を受けた国科捜の鑑識報告書によると、昨年発生した同じ車種2件の火災について国科捜は「車両下部に設置されたバッテリーパックアセンブリー(結合品)の内部で電気的な原因により発火したと推定される」と結論づけた。被害の程度について「バッテリーパックアセンブリーで発火した後、部品(サービスプラグ)などを通じて後輪とトランクがひどく燃えた」と説明した後に出した結論だった。鑑識対象は昨年7月に江原道江陵市申石洞(カンヌンシ・シンソクドン)、昨年8月に世宗市コウン洞で発生した事故車両だった。国科捜は事故発生から2カ月間ほど放火・失火・車両欠陥などの可能性を考慮しながら調査を行った。