文大統領、日本の輸出規制に2日連続で沈黙…青瓦台「無対応であり、無対策ではない」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2019.07.03 06:59
「一言一言がとても用心深い」。2日、文在寅(ムン・ジェイン)大統領が主宰した閣僚会議で日本政府が前日発動した輸出規制措置に対する発言があったかという質問に青瓦台関係者が示した反応だ。昨年10月、韓国大法院(最高裁)の強制徴用賠償判決に対抗した日本政府の「事実上報復措置」だったが、「関連議論はなかった」とした。関連質問が続くと「今後輸入先の多角化、国内生産設備の拡充、国産化などが案になるだろう」という原則的な回答を繰り返すだけだった。
実際、青瓦台は日本の報復措置に対する対応窓口の役割を産業通商資源部に明け渡した。1日午前、洪楠基(ホン・ナムギ)経済副首相の主宰で行われた緊急対策会議の結果、成允模(ソン・ユンモ)産業部長官を通じて「WTO(世界貿易機関)への提訴など対応措置を取る」と明らかにしたのがほぼ全部。