<Mr.ミリタリー>北東アジアのステルス戦争、韓国だけが後進国?(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2018.07.20 11:38
ステルス戦争が本格化している。今年末に韓国空軍には第5世代ステルス戦闘機F-35が導入される。日本はすでに保有している。昨年、北朝鮮への制裁が強まった当時、米国はB-2ステルス爆撃機とF-22ラプターおよびF-35ステルス戦闘機を動員して北朝鮮に圧力を加えた。韓半島(朝鮮半島)上空を飛行する米空軍のステルス機に驚いた北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン)国務委員長は外部活動を控えた。こうした中、中国とロシアもステルス戦闘機の本格稼働に入った。北東アジアの空はすでにステルスの戦場となっている。
21世紀の戦争でのゲームチェンジャーはステルス武器だ。相手に気づかれずに戦闘任務を遂行できるステルス武器体系と戦闘服などだ。ステルス戦闘機は敵機を先に発見して空対空ミサイルで勝負を終えることができる。ステルス技術で作った戦闘服と戦闘装備で武装した特殊部隊や海兵隊が敵陣や海岸に上陸すれば、敵のレーダーや赤外線探知機で発見されにくい。その後の結果はどうなるだろうか。ステルス戦闘服は周辺の森や建物と同じように見え、敵陣の防御を突破して浸透できる。目に見えない敵の奇襲を受ければ、その結果は明白だ。激戦が繰り広げられる戦場で敵が肉眼はもちろん赤外線探知機でも確認できない戦車で攻撃してくる場合、その恐怖は言葉で言い表せない。すでに軍事先進国はこうしたステルス武器体系を確保しようと血眼になっている。